石川県内産のナシの出荷が各地で始まるなか、JA金沢市では金沢梨の主力品種「幸水(こうすい)」の出荷が始まりました。

大玉で瑞々しくシャキシャキとした食感が特徴の金沢梨「幸水」。
JA金沢市の東部集出荷場には、2日朝収穫された幸水が約4トン運び込まれ、大きさごとに仕分けされました。今年は春先の低温で生育が心配されましたが、比較的温暖な気候に恵まれ去年より5日早い初出荷となりました。

JA金沢市梨部会の奥野泰久 部会長は、ナシの選び方について「しっかり大きいのと、色みが赤すぎず青すぎず、ナシのおいしそうな色」と話していました。

JA金沢市では約265トンの出荷を見込んでいて、2日出荷された幸水は、翌日には県内のスーパーなどに並ぶということです。