石川県内は18日も、各地で30度を超える厳しい暑さとなりました。金沢ではこれで15日連続の真夏日となる一方で、県内は19日から再び大雨となるおそれがあり、早めの備えが必要です。

18日の最高気温は七尾で33度、金沢で32.9度、小松と白山河内で32.2度と、志賀を除く10の観測地点で30度以上の真夏日となりました。こうした中、先週の大雨で能瀬川が氾濫した津幡町中山では、18日もボランティアが加わり住宅の片付けが進められました。作業にあたる人とっては、まさに暑さとの戦いです。

住民
「超暑い。精神的なものと、体の体力的なもので大変」
「ボランティアの人にも助けられて、みんな本当に助けに来てくれてありがたかった」

連日の猛暑の一方、石川県内はこのあと、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、19日昼前から大気の状態が不安定となる見込みです。19日午後6時までの24時間に降る雨の量は多い所で加賀で40ミリ、能登で70ミリの予想で、その後20日午後6時までの24時間では、加賀・能登ともに50ミリから100ミリの見込みです。

気象台は能登では18日昼過ぎから、加賀では19日夜のはじめ頃から、いずれも20日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。今後の気象情報に注意してください。