石川県白山市の朝日小学校で1日、グラウンドの芝生が燃えた火事で、防犯カメラの映像に不審な男が映っていたことが分かりました。警察は放火の可能性もあるとみて捜査するとともに、警戒を強めています。

1日午後1時半ごろ、白山市鶴来日吉町にある朝日小学校のグラウンドで、芝生が燃えているのを、近くで遊んでいた児童が見つけました。

教職員らが初期消火に当たり、火はおよそ20分後に消し止められましたが、グラウンドの周囲にある芝生およそ755平方メートルが焼けました。
近くで遊んでいた子ども数人にけがはありませんでした。

捜査関係者によりますと、燃え方が激しかった駐車場近くでは火が出たあと、不審な男が立ち止まる様子が防犯カメラの映像に映っていたということです。

周囲には火の気がないことから、警察は放火の可能性もあるとみて捜査を進めるとともに、学校周辺のパトロールを強化しています。