流行期に入っているインフルエンザについて石川県は15日、今後さらに大きな流行が発生する可能性があるとして、4シーズンぶりにインフルエンザ警報を出しました。
県によりますと、患者の数を把握するために県内48か所に設けた定点医療機関で、今月12日までの1週間に1943人のインフルエンザ患者が確認されました。1か所あたりの患者数は平均で40.48人となり、警報の基準値となる30人を大きく超えたため、インフルエンザ警報を発表し、警戒を呼びかけています。県内でのインフルエンザ警報は新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2019年1月以来、4シーズンぶりとなります。
今シーズンは新型コロナウイルスとの同時流行にも注意が必要で、県は手洗いや、部屋の換気適切なマスクの着用など基本的な感染症対策を徹底するよう呼びかけています。