能登半島地震と奥能登豪雨からの復興を願うシンポジウムが7日、大阪市で開かれました。俳優の常盤貴子さんも参加し、集まった多くの人たちが、能登の今、そして能登のこれからについて考える機会となりました。
常盤貴子さん
「能登のことを思ってくれるということが、すごく大きな力となる。それは目に見えないものだが、ちゃんと伝わる」

大阪市内で7日に開かれた能登半島地震・奥能登豪雨の復興祈念シンポジウム。東京に続く2回目の開催で、石川県の山野之義知事と、俳優の常盤貴子さんのクロストークでは、およそ300人の聴衆に向け、能登を何度も行き来する常盤さんがその魅力について語りかけました。

常盤貴子
「能登はやさしや、土までも。わざわざ言うところってそんなにない。大阪かってやさしいよって、たぶん皆さん言うと思う。皆さんすごく温かいものを持っているので、肌で感じてもらうのが一番」
また、被災を経験した高校生が未来を見つめる自らの思いを発表しました。

輪島高校3年・小住優太さん
「発災当初、中学生だった私は助けられてばかりだったが、今度は誰かの命を守れる人になりたい。それぞれが選択した道で経験を語り、次に起こる災害時には避難を先導し、被災者を勇気づけることができる」
パネルディスカッションでは、復興に向けた能登のこれからの課題を探りました。

和倉温泉観光協会・奥田一博会長
「この地震で和倉温泉がまざまざと実感したのは、宿泊業は人と建物がすべて。人口が減るということに関しての危機感は正直もっている」
阪神淡路大震災を経験した専門家は、被災地に寄り添い続けることが重要だと訴えかけます。

NPO法人・阪神淡路大震災1.17希望の灯り・藤本真一理事長
「皆さんができる範囲で能登のことを伝えていくことが何より大事。被災地というのはハード面はどんどん直っていくが、心の復旧は時間がかかる。皆さん忘れずにずっと能登のことを思ってあげてほしい」
復興に欠かせない心が通い合った人と人との交流。

大阪からの参加者
「何かできることはないのかなというふうにずっと思っていたので(能登に)いつか行けたらなと思う」
ささやかな支援の輪が能登の未来にあかりを灯します。











