「あれ、四角いパットどこ行った?」「鉄板を持ってくるの忘れた」

「どいつもこいつもうまくいかん。あつい。体感温度50度いってるわ」
暑さと戦いながらも川本シェフ自慢の料理が次々と出来上がっていきます。

準備が整うとさっそく近くで開かれていたよばれの席に料理を提供しに行きます。
「ありがとうございます」「すごーい。おいしそう」
「うまい。ふかふか」「おいしい」

午後8時。
祭りの盛り上がりとともにキッチンカーにもさらに人が集まります。
「ハンバーガー。はーい。ハンバーガー1・2・3・4・5」「うまい。おいしい」「いちごあるよ。プリンたべる?」「グラタンまだ食べたいの?」

恩返しの料理を無償でふるまうキッチンカー。
川本紀男さん「料理人としては満足。いっぱい出てくれるというのが」「きょうはこの車の初航海なので。ちょっとてんやわんやで大変だった。次は完璧」

キッチンカーで新たな旅を始めた川本さん。そのまなざしは、次の目的地を見つめています。
川本紀男さん
「僕の目標はすべての仮設住宅に行く。50か所近く。今4か所くらいしか行ってないけど今から目標で。キッチンカーが来たからもういくらでもいける」「これの借金を払うために大変だがみんなが喜んでくれるので頑張って働きます」
復興への願いをのせ走り出したキッチンカーは、これからも能登のまちへあたたかい笑顔を運び続けます。












