新型コロナウイルスとの同時流行への懸念が高まっています。

全国的に流行が始まっているインフルエンザについて、石川県は5日、県内でも流行期に入ったと発表しました。

県健康推進課によりますと、2022年12月26日から2023年1月1日までの1週間に、県内48か所に設けている定点医療機関で、インフルエンザと診断された患者の報告数が63人となりました。

1定点あたりの患者は流行開始の目安となる1人を超えて1.31人に達し、県は5日、インフルエンザの流行シーズンに入ったと発表しました。

流行期に入るのは、新型コロナウイルスの感染拡大が始まる前の2019年9月以来3シーズンぶりとなります。

県ではインフルエンザと新型コロナウイルスとの同時流行に注意が必要として、ホームページを通じて注意喚起を行なうとともに、手洗いや部屋の換気、適切なマスクの着用など基本的な対策の徹底を呼びかけています。