建物の中にできた大行列。

4月10日、グランドオープンを果たした輪島市町野町の仮設商店街「まちのテラス」です。

4つの店舗が入っていますが、その内の1店舗はグランドオープンを迎えても店舗の中に調理器具などはあまりありません。

グランドオープンを10日後に控えた4月1日、店内はがらんとしたままで、営業を再開できる状況ではありませんでした。

山下祐介さん「ここが厨房という形を今予定しているんですけれども、見ての通りまだ何もほとんど入っていない状況ですけれども」

山下さんが輪島市大野町で営んでいたベーグル店は震災で全壊となりました。

提供:山下祐介さん

現在は「まちのテラス」での再建を目指していますが、オーブンや発酵機などの
調理器具を買い揃えるための資金の調達が再建へのネックとなっています。

山下祐介さん「補助金のいろんな通知がないと、金融機関からもちょっと融資がなかなかできないって言われる。ここがはがゆいところで、そうなってくると、いよいよ、だったら通知書類早く欲しいですとか、そういうことになってくるので、補助金の制度と融資の話っていうのが2つやっぱりあるので、そこがちょっとはがゆい」

山下さんは現在、国や県の補助金を申請していますが、
・書類作成の煩雑さ
・補助金の交付決定までの時間の長さ
これらによって金融機関から融資を受けることができず、調理器具を買い替えられない状況が続いています。

山下祐介さん「お金がないから補助金の申請をするのであって、だからこそむしろ先に欲しいんだっていう、早く欲しいんだっていう、補助金が後から入ってくるからどうしても融資が必要であるってことになるんだけれども、そこから変わってくれれば一番良いのになあという声はこれは本当に私の周り含めてすごく多く聞く」

一日も早い山下さんの店舗の再開を仮設商店街の店主たちも心待ちにしています。

吉野屋・吉野博司さん「4つ揃ってまちのテラスだと自分も思ってますし、ベーグル店がオープンすれば町野の地域も少しずつ活気が湧くっていうか、皆さん待ってると思うんで、本当に楽しみです」

山下さんは、仮設商店街での夏前の開店を目指しています。