日記に綴られた「毒舌」の裏側
7日、石川県立図書館の研修室で行われた「トーク&朗読の会」。受付では、来場者に「カルピス」が配られた 。これは西村さんの好物であり、七尾市にある墓前に今もなお多くのファンによって供えられている、「西村賢太」を象徴する飲み物である。
トークショーには、長年西村さんを支えたKADOKAWAの編集者、山田剛史さんと似田貝(にたがい)大介さんが登壇した 。西村さんの日記文学『一私小説書きの日乗』シリーズには実名の編集者が登場するが、この2人も作中にその名を連ねている。
平成27年1月21日の日記には、「似田貝さんに『キモ貝氏』という愛称を付けた」と書かれている。初めてこのシリーズを手に取る読者は、その毒舌に驚くかもしれないが、2人は、その文章の裏にある西村さんの「配慮」を指摘する 。
KADOKAWA 似田貝大介さん
「意外とプライベートなことは書かないんですよね。なんだかんだ、すごくその辺気を使って書いてる。あと、本当に嫌いな人のことは書かないですね。」
KADOKAWA 山田剛史さん
「そうなんですよ。実はシャレになんないことは書いてなかったりするんですよね。」











