5日、石川県の馳浩知事は幹部職員を前にした年頭挨拶で「震災、豪雨災害から3年目に入っていく今が、私は最も重要な時期かと思う」とした上で、能登半島地震の発生から3年目を迎えた今年のテーマを「復興と挑戦」とし、「支えるという気持ちを大切にしながら困難にも丁寧に対応・挑戦してほしい」と訓示しました。

続いて行われた記者会見では、現在、国から無償で借り受けている石川県金沢市の国指定特別名勝「兼六園」について、県有化する構想を打ち出しました。

兼六園の入園料は現在320円で、今の制度では維持管理にかかる費用を超える入園料を設定することが認められていません。

馳浩知事は、兼六園を県有化することで、入園料を引き上げ、建造物の耐震化や来園者対応の多言語化など価値を高めたい考え、「兼六園(の入園料は)特段に安い。文化ゾーンとしてよりグレードを上げていく。エンジンをふかしていくひとつのポイントになる」と語りました。

馳浩知事は、兼六園の県有化に向けて、すでに復元整備が進む金沢城公園を好事例に挙げ、国との協議を始める方針です。