無理をした稀勢の里 「弟子には無理をさせない」決断は吉を出るか

二所ノ関親方は、場所後に大の里の地元、津幡町で開かれた講演会で、大の里の休場に触れていました。

親方自身、新横綱として迎えた2017年の春場所13日目に左肩を負傷したにもかかわらず残り2日は強行出場しました。見事優勝はしたものの、その後本調子には戻らず引退を早めた経験をしています。

大の里には、治療に専念しけがを乗り越えればさらに強くなると、今後への期待を込めていました。

大の里は、万全を期して本場所の土俵に臨むと思われます。大きな体をいかした押し相撲に加え、右差しや左からのおっつけなど技能も光る大の里本来の相撲が存分に見られるのか、試練を跳ね返す2026年の土俵に期待です。