「唯一無二」の横綱へ “休む勇気”を出した大の里
大関をわずか4場所で終え、2025年の夏場所後に横綱に昇進した大の里。
大関昇進に続き、横綱昇進のときも伝達式での口上には「唯一無二」の言葉を選びました。
新横綱の名古屋場所は11勝4敗に終わったものの、続く秋場所では13勝2敗で横綱として初の優勝。期待された九州場所の序盤は他を圧倒する相撲を見せましたが、千秋楽に休場するアクシデントに見舞われました。

優勝がかかる中、左肩の脱臼で「名誉ある撤退」を見せた大の里。
その決断については、師匠・二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)の苦い経験が生きていることは想像に難くないようです。











