石川県内の郵便局で勤務していた30代の男性主任が、およそ7年間にわたって、顧客の貯金や保険料を不正にだまし取るなどしていたことが分かりました。被害額はおよそ3150万円に上ります。

日本郵便北陸支社によりますと、30代の男性主任は、県内の3つの郵便局に勤務していた2014年9月から今年1月までの間、顧客から預かったキャッシュカードを使って、ATMから貯金を引き出して盗み出したり、保険料をだまし取るなどしていたということです。


被害にあったのは40代から80代までの男女4人で、被害額はおよそ3150万円に上り、男性主任は不正に得た金を、パチンコなどの遊興費に使っていました。

日本郵便北陸支社は男性主任を今月12日付けで懲戒解雇とし、告訴などを念頭に警察に相談しています。