オリンピックのメダリストらトップアスリートたちが地震と豪雨で大きな被害を受けた珠洲市で陸上競技に取り組む地元の子どもたちを対象に教室を開きました。

珠洲市の緑丘中学校を訪れたのは2008年の北京オリンピック4×100メートルリレーで銀メダルを獲得した塚原直貴さんや短距離走で世界陸上日本代表の君嶋愛梨沙選手ら4人のアスリートたち。


このイベントはスポーツの力で被災地の子どもたちに夢と希望を届けようと日本財団HEROsが企画したもので、午前中に開かれた教室には珠洲市や能登町、七尾市の高校に通う高校生16人が参加しました。
生徒たちは音楽のリズムに合わせながらウォーミングアップをしたりボールを使ったゲーム形式のリレーをしたりして一流選手から体の動かし方などを学んでいました。

参加した高校生
「いつもやらない練習で新鮮で楽しかったし自分の苦手な所も見つけたので、克服できるように取り入れていきたいなと思いました」
君嶋愛梨沙さん
「皆さん素直というか、真剣なまなざしで色んな事を聞いてくれて私も凄く勉強になりましたし現役時代にこういった風な活動をしたかったし初めての経験が能登の場所で良かったなと思います」
トップアスリートによる陸上教室は23日は輪島市で開かれる予定です。











