カスハラとは、顧客や取引先などからのクレームや言動のうち、要求の手段や態度が社会通念上不当で従業員の働く環境を害する行為のことです。

桑原社長は、カスハラを受けた従業員が「客の大声が耳について退職することになった」また「レジで大声で、レジ遅いぞと怒鳴られて、主婦の方だが2日間ぐらい涙が止まらなくて怖い思いをした」と被害を受けたことを打ち明けます。

このようにカスハラを受けた従業員は精神的な大きな傷を負うことから今では、パワハラやセクハラとともに社会問題となっています。

こよみグループでは従業員を対象としたカスハラ対策の研修会を定期的に開いています。

カスハラ対策の研修会


この日の研修ではビデオでカスハラのポイントを確認した後、実際に店舗であった事例から対応策や会社の方針を従業員と共有しました。

桑原社長は、「会社としては皆さんの安心、安全を守っていかなければならない皆さんと客は同じ位置です。全部。同じ位置なんですよ。昔みたいにお客様は神様ですではない」と強調します。