交通事故の発生、飲酒運転の摘発ともに去年から増加しています。11日から「年末の交通安全県民運動」が始まるのを前に、石川県警本部では9日、白バイやパトカーの出動式が行われました。
年末の交通安全県民運動は、暗くなる夕暮れ時や夜間の交通事故防止、飲酒運転などの悪質・危険な運転の根絶などを重点に行われます。
石川県内では8日までに1809件の交通事故が発生していて、去年の同じ時期と比べ56件増加しています。また、飲酒運転は先月末までに301件摘発されていて、過去10年で最も多かった去年の283件をすでに上回るペースで推移しています。
石川県警本部交通企画課 依田一美次席
「年末に向けて飲酒の機会も増えるので、飲酒運転をはじめとする悪質・危険性のある違反の取り締まりをしていきたい」
年末の交通安全県民運動は、今月20日まで行われます。