地震で被害も…珠洲焼への情熱は揺るがず
能登半島地震による被害で、金沢への避難を余儀なくされましたが、珠洲焼への情熱が冷めることはありませんでした。

中島大河さん「地震の後からすごい良くなったという感覚も実はあんまりないんですけど。自分の好きな土地というか、好きな場所ではあるので、ずっと残っていくというか続いていって、自分が暮らしていけたら良いなとは思ってます」
こうした中、今週末に始まる「珠洲焼まつり」をPRするため、作家らが北陸放送を訪れました。
主催する創炎会の会長、篠原敬さんも地震で窯が倒壊するなど大きな被害を受けましたが、現在は市から窯を借りて作品制作を続けています。

珠洲焼 創炎会 篠原敬会長「正直、最初は業界も復旧できると思ってませんでしたけど、たくさんの皆さんからの応援をいただいて、やっとここまで来たという感じ」
14回目を迎える珠洲焼まつりは、10月11日と12日に「ラポルトすず」で開かれ、17人の作家が制作した食器や酒の器など2000点を超える作品が販売されます。