中学校の部活動について、地域のスポーツ・文化団体などに依頼する「地域移行」を国が推進する中、金沢市議会の特別委員会が開かれ、金沢市としての方向性を出すよう求める意見が出されました。
15日は事務局からこれまで金沢市が行ってきた取り組みについて説明がありました。
市は一部の中学校で柔道部をモデルケースに、市の柔道協会が休日の指導を行っているほか、今後、バレーボールとハンドボールでもモデル校を選び教員以外の指導を予定しています。

委員からは生徒が小学校から継続して取り組む競技もあり、つながりを意識してほしいといった意見や、できるだけ早く方向性を出すよう求める声がありました。
特別委員会では次回、先進自治体の担当者から現状の報告や意見を聞くことにしています。
市内では金沢大学附属中学校が今年度から段階的に新たな部員募集を停止し、2028年度中に完了する動きも見られます。