20日夕方、釣りに出かけたまま行方が分からなくなっていた84歳の男性が石川県小松市の山あいにある川で意識不明の状態で見つかり、その後死亡が確認されました。

20日午後3時40分ごろ、小松市に住む84歳の男性が「釣りに出かけたまま帰ってこない」と、男性の息子から消防に通報がありました。

通報の直前、小松市新保町の国道416号の路肩に男性の車が止まっているのを息子が発見し、警察と消防が周辺を捜索したところ、およそ2時間後に近くを流れる大日川の中で男性がうつぶせで倒れているのが見つかりました。

男性は心肺停止の状態で、石川県の防災ヘリで市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

発見時、男性は胴長を着用していて、警察は男性が釣りをしている最中に誤って川に流された可能性があるとみて、亡くなった原因を調べています。