16日未明、石川県志賀町の富来漁港の沖合で定置網漁を行っていた60代の男性が、網の巻き取り作業中に左手をロープなどに挟む事故がありました。

男性は小指の一部を失う大けがをしましたが、命に別状はないということです。

16日午前3時半ごろ、石川県志賀町の富来漁港から南西におよそ3キロの沖合で、定置網漁船「第八西海丸」の61歳の男性乗組員が「網の巻き取り作業中に負傷した」と、消防に通報がありました。

金沢海上保安部によりますと、男性は船体とロープの間に左手を挟み、小指の指先から第1関節までを失う大けがをしました。

男性は病院に運ばれましたが、意識はあり、命に別状はないということです。

当時、船には男性を含め4人が乗っていたということで、金沢海上保安部が事故の原因を調べています。