待ちに待った春の訪れとともに、食卓を彩る野菜や果物の顔ぶれも豊かになってきました。農林水産省の発表によると、4月は主要な野菜の価格が安定し、消費者の皆様にとって嬉しいニュースとなりそうです。
農林水産省が3月28日に発表した4月の野菜の生育状況と価格見通しによると、主要な野菜であるきゅうり、なす、トマト、ピーマン、ほうれん草、レタスなどは、平年並みの価格で推移する見込みです。また、これまで高値傾向にあった大根、白菜なども、徐々に平年並みの価格に近づくと予測されています。

市場関係者の間では、気温の上昇と安定した降雨により、多くの野菜の入荷量が大幅に増加し、価格全体が下落傾向にあるとの見方が強まっています。特に、4月上旬から中旬にかけては、高値となる野菜はほとんどなく、家計の負担も軽減されそうです。