陸上自衛隊金沢駐屯地は、同僚の隊員から現金5万円を脅し取ろうとしたとして、22歳の男性陸士長2人を懲戒免職処分にしました。
陸上自衛隊金沢駐屯地によりますと、2024年11月、第14普通科連隊に所属する22歳の陸士長2人が同僚の隊員に対し、プライバシーに関わることを口外しない代わりに現金5万円を脅し取ろうしたということです。
被害を受けた隊員がその日のうちに警察に相談し、事案が発覚しました。
金沢駐屯地は事実関係を精査した結果、31日付けで2人を懲戒免職処分にしました。
自衛隊内部の調べに対し、2人は「深く反省している」と話しているということです。
第14普通科連隊の野田哲徳連隊長は「隊員への教育指導を徹底し、国民の負託にこたえ得る部隊・隊員の育成に努める」とコメントしています。