石川県産フリージアのオリジナル品種「エアリーフローラ」の出荷が本格化するなか、金沢市内の市場では2025年3月31日、生産者が品質を競う品評会が開かれました。

「旅立ちを祝う花」とされ、春の贈り物として人気が高いエアリーフローラ。県内では2024年度、38人の生産者が作付けし、12月から出荷が始まっています。
優れた技術力を競おうと、生産者などでつくる団体が品評会を実施していて、今年は2年ぶりの開催です。金沢市内2か所の市場では、13人の生産者が17点のエアリーフローラを出品し、卸売り業者や生花店の担当者が投票していきました。
金沢市公設花き地方卸売市場・道法和豊さん「寒さの影響で出荷が3月上旬は少なかった。そのわりには例年通り良いものができている」

県の担当者によりますと今年は全体で20万本以上のエアリーフローラの出荷を見込んでいるということです。