地震からの復興に向けて、石川県珠洲市の日常を記録した映画の上映会が30日石川県金沢で開かれ、監督が映画の見どころなどを語りました。


映画「凪が灯るころ」は、珠洲市で震度6強を観測した2023年5月の地震をきっかけに、能登の復興の様子を残したいと2024年に制作されたドキュメンタリー映画です。


きょう、金沢市東山の宇多須神社で奥能登からの避難者や地元の人たちおよそ70人が集まって上映会が開かれ、有馬尚史監督から見どころや撮影の裏話が語られました。


有馬尚史監督「自分たちの伝統、何百年続いた祭りを武器にこの局面をどう乗り越えていくかというのが見えてくるんじゃないかなと思います」


主催した上映委員会は、この映画を見てもらうことで多くの人に地震を忘れないでもらいたいとしています。