石川県金沢市内中心部の再開発構想を議論するシンポジウムが29日金沢で開かれ、本多町周辺の利活用などについて意見が交わされました。


まちづくりへの提言などを行う「地域未来創造」が開いたシンポジウムには、馳知事や金沢市の村山市長らが登壇しました。


シンポジウムでは北國フィナンシャルホールディングスの杖村修司社長が「金沢リメイクプラン」と題して金沢駅からのまちなか一帯の活用案を提示。


都ホテルの跡地に国際会議場などを有した施設を建設することや、本多町界隈にラグジュアリーホテルを誘致し、周辺施設との回遊性を持たせた活用方法などが提案されました。


馳知事「本多町の再開発は大賛成であります。ここはやはりガラリと昔ながらの城の風情残した緑地化を含めたエリアとして再整備するのがふさわしいんじゃないかと。あそこ一帯の全体の景観が良くなると、また金沢に一つ目玉ができあがるんだなという印象は持っています。」


またシンポジウムでは、本多町界隈について、知事公舎や歌劇座周辺も含めて金沢を代表する文化交流ゾーンとして一体的にデザインする必要性が共有されました。