金沢で29日、地震で被害を受けた奥能登国際芸術祭の展示を活用してアクセサリーを作るワークショップが開かれました。

金沢市堀川新町の金沢フォーラスで開かれたのは、奥能登国際芸術祭で展示された山本基さんの作品がテーマの体験型ワークショップです。
珠洲市三崎町の旧保育所を活用した山本さんの作品「記憶への回廊」は、去年1月の地震で塩で作られた階段状の塔が倒壊しました。
こうした中、被害を受けた作品を活用し金沢で地震を思い返すきっかけにしてもらおうと破損した塩のかけらを使ってピアスやキーホルダーを作るワークショップが開かれました。
参加した子どもは…
「きれいにできたからよかったです、(レジン樹脂を)3分の1最初にいれることが難しかったです」
金沢大学マイスタープログラム「山本ゼミ」・谷口菜歩子さん
「アクセサリーが奥能登の話や珠洲の話など作品自体以外のことでも話が広がるきっかけのひとつとして存在してくれたらいいなと思います」
このワークショップは30日まで開かれ、午後には山本さんが来場する予定だということです。