全国各地で山林火災が相次いでいることを受け、28日警察と消防が石川県白山市内で注意を呼びかけるキャンペーンを行いました。

このキャンペーンは、白山警察署と鶴来消防署が行ったもので、28日はおよそ10人が白山市井口町にある農産物の直売所で、買い物客に山火事の発生防止を呼びかけるチラシを配りました。

白山市鶴来水戸町にある手取川沿いの公園では、22日バーベキューの火が燃え広がり、635平方メートルが焼けたということで、警察などは近くに燃えやすい物がある場合は火の取り扱いに注意するよう呼びかけました。

鶴来消防署・下猛浩署長「出火に至らないように皆さんで注意しながらやっていければ(火事が)減少するのではないか」

白山警察署・小島直樹副署長「3~5月は空気が乾燥していて火事が発生しやすい時期とされているので、今後とも継続的に火災予防に努めていただけるよう住民の皆様に呼びかけていきたいと考えている」

県の消防保安課によりますと、県内では去年1年間で7件の林野火災が発生していて、警察と消防は、空気が乾燥しやすいこの時期は特に注意するよう呼びかけています。