若手から人間国宝まで幅広い作家の作品が一堂に並ぶ「現代美術展」が28日から金沢で始まります。金沢市の石川県立美術館では、27日に開場式が行われました。

現代美術展は、全国地域美術展の最高峰とされ、若手から巨匠まで会派を超えた作品が一堂に会します。81回目となる2025年は、書や工芸、日本画など6つの部門からあわせて1076作品が展示されます。

このうち、最高賞の美術文化大賞には、石川県輪島市の蒔絵師・田中義光さんの「蒔絵箱『里の灯』」が選ばれ、27日は作家による作品解説も行われました。
現代美術展は28日から4月14日まで石川県立美術館と金沢21世紀美術館の2つの会場で開かれます。