石川県内はフェーン現象の影響で朝から気温がぐんぐん上がっていて、27日は各地で3月としては観測史上1番の暑さとなっています。
日本海にある低気圧に向かって南からの暖かい風が流れ込んでいる影響で、県内は朝から気温が高い状態になっています。

午前11時半までの最高気温は、小松で28.1度、金沢とかほくで28度、七尾で25.7度と、県内8つの観測地点で3月としては統計を取り始めて以来最も高い気温を記録しました。
金沢市内を流れる犀川沿いでは、先週は数輪だけ咲いていた河津桜がこのところの陽気で一気に開花し、道行く人たちが写真を撮るなどして春の訪れを感じていました。

近所の人「咲くまで毎日ここに見に来て待っていた」
日中は、金沢で28度、輪島で25度まで気温が上がる見込みです。
ただ夜には雨が降り出し、28日の最高気温は金沢・輪島ともに14度と予想されています。
急激な気温の変化で体調を崩さないよう注意してください。