石川県輪島市門前町で毎年この時期に見頃となる「雪割草」を復興のシンボルとして育てる生産者がいます。2度の災害を乗り越え、ことしも可憐な花を咲かせました。
奥能登に春の訪れを告げる雪割草。22日、輪島市門前町にある総持寺通りで、2年ぶりとなる「雪割草まつり」が本格開催されました。

ピンクや紫など美しい花に魅せられ、大勢の人が買い求めに訪れました。
静岡からボランティアで訪れた人「初めて見ました。名前は聞いたことあるんですけど。(良いお土産になった?)そうですね。母も大好きなんでお花が喜ぶと思います」
地元の住民「ほっとします。咲いてると嬉しくなりますよ」
可憐な花を咲かせる雪割草は、門前町に群生地があることで知られています。
しかし、地震の影響で群生地に向かう遊歩道も大きな被害を受け、未だに爪痕が残ったままです。