福井県大野市で雪山登山をしていた石川県中能登町の男性が滑落し、死亡しました。

14日午前11時40分ごろ、福井県大野市にある標高1523メートルの荒島岳で、稜線から人が滑落するの見た登山客から消防に通報がありました。滑落したのは中能登町の会社員の男性(61)で、男性は通報から5時間後に意識がある状態で発見されましたが、15日未明、搬送先の病院で低体温症による死亡が確認されました。

荒島岳(福井・大野市)

荒島岳で登山していた人は「14日はちょっとガスが出ていて、コンディションが良くなかった。やっぱり山は天気次第で難易度が上がったりする」と話していました。

警察によりますと、男性はアイゼンを装着して一人で登山していたところ、尾根から滑落したということです。