能登の空に再びトキが舞う未来が、いよいよ現実となります。
環境省は、国の特別天然記念物・トキの本州では初めてとなる放鳥を2026年の9月までを目途に、能登地域で始める方針を決めました。
環境省・植田明浩自然環境局長「能登地域のトキの放鳥を震災復興のシンボルとして、環境省としても地域に寄り添って、トキの野生復帰を通じて復興支援に貢献したい」
環境省は14日午後、専門家などでつくる「トキ野生復帰検討会」を開き、本州でのトキ放鳥に向けた方針を発表しました。

国は2022年に新潟県佐渡市以外での新たな放鳥候補地の公募を行い、能登地域9つの市と町のほか、島根県出雲市を選定しました。