2023年12月、石川県白山市の県道の交通事故現場で、高齢女性と救護にあたっていた男性を車ではねたとして、県教育委員会は、21日付で小学校の校長を減給の懲戒処分としました。
1か月間減給10分の1の懲戒処分を受けたのは、金沢地区の小学校に勤務する男性校長(58)です。男性校長は2023年12月、白山市内の県道を自家用車で走行中、別の車にはねられた高齢女性と、救護にあたっていた男性をはねる事故を起こしました。
女性は死亡し、男性も足の骨を折る大けがをしました。

男性校長は「自分の不注意で被害者と遺族に大変申し訳ないことをしてしまった」と話しているということです。
県教育委員会は、「重大事故が起こったことは誠に残念であり、指導を徹底してまいりたい」とコメントしています。
2024年度、石川県で懲戒処分を受けた教職員は8人目で、交通事故に関する処分は2件目です。