元日の地震から8か月以上が経ち、被災地では日常の過ごし方も少しずつ変わってきています。石川県輪島市では、発災直後からビニールハウスで自主避難を続けてきた住民が、ようやく仮設住宅へと住まいを移しています。
保靖夫さん「食べてくださいと、本当に困ってる時だったので、どんどんと持ってきていただいて。助かった。ありがたい」
輪島市長井町で、ビニールハウスとその隣にあるインスタントハウスを拠点に生活してきた保靖夫(ぼうやすお)さん(70)。
12日、市から仮設住宅の鍵を受け取り、8か月余りにわたる避難生活を終えました。ハウスでは当初、近隣の住民およそ30人が身を寄せ合っていましたが、別の場所に移るなどして次第に人数は減り、最後は2世帯3人を残すのみとなっていました。
保靖夫さん「寒い時に始まって夏を乗り越えたというか。暑さから寒さから全部経験して、それもエアコンがある時と違って暑い時はもろに暑いし、寒い時はほんとに寒かったし」











