法廷に立った父…訴えられた市側は

9日に金沢地裁で開かれた初弁論で両親は、学校側がいじめの防止措置を怠ったとして、市に対し7227万円余りの損害賠償を求めました。法廷に立った父親は、意見陳述で涙ながらに、次のように訴えました。

父親「中学1年生の女の子が死を決意せざるを得ない状況に追い込まれる思い、そして私と妻の一生消えない心の傷をご理解いただき、野々市市の責任を認める判決をお願いします」

野々市市は弁護士の都合がつかなかったとし9日の裁判を欠席、訴えに対しては争う姿勢を示しています。