日本画や陶芸などの分野で、自由な発想を作品に取り入れる「創造美術会」の展示会が、6日から金沢市で始まりました。
金沢21世紀美術館で始まった北陸創造展には、創造美術会北陸支部の会員や一般の作家から選ばれた洋画や陶芸作品など、およそ60点が展示されています。
このうち、最高賞にあたる石川県知事賞を受賞したのは、堀下登美代さんの「花たちの応援歌復興」

能登半島地震で被災し、現在は金沢のみなし仮設住宅で暮らす堀下さんが、輪島市の自宅に戻った際、地震で壊れた鉢からユリが芽吹く姿を見つけ、着想を得た作品です。
このほか、地震からの復興を願い、能登の風景や伝統の祭りを表現した作品も多く展示されています。
第66回北陸創造展は、8月11日まで開かれています。
