石川県産のナシの出荷が各地で始まる中、JA金沢市では主力品種の「幸水」が5日、初出荷されました。
みずみずしい果肉と、シャキシャキとした食感が特徴の「幸水(こうすい)」JA金沢市の東部集出荷場には、生産者が4トンの幸水を運び込み、傷がないかなど1つ1つ手作業で選別したあと大きさごとに仕分けされました。

MRO北陸放送・大野紘乃アナウンサー 「私の手の平以上の大きさです。甘くて口いっぱいに水分が広がります」
今年は梅雨の時期が長かったため、去年よりもみずみずしく、気温が高めに推移したことで甘く仕上がったということです。JA金沢市梨部会の奥野泰久・部会長は「ここ近年にはないくらい、最高の出来かと思っております。冷やしてもらって、この暑い夏を乗り切っていただきたいと思っています」と話していました。

JA金沢市は、270トンの出荷を見込んでいて、8月中旬ごろに出荷のピークを迎える予定です。