地震で減ってしまった子どもたちの遊びの場を作ろうと、石川県輪島市の商業施設で、30日、「わじま未来スクール」が始まりました。夏休み中の子どもたちにもとびっきりの笑顔が戻ってきています。

広場に響く子どもたちの楽しそうな声。
輪島市宅田町の商業施設「ワイプラザ」の一角に設けられた「わじま未来スクール」です。公園が仮設住宅に使われるなどして、震災で減ってしまった子どもたちの遊び場をつくろうと、東京のNPO法人「カタリバ」が整備しました。

NPO法人カタリバ・中村純二さん「学校ではないので『こうやりなさい』とか『こうしなさい』ということでは無くて、勉強も自分でペースを決めたり、何をやるか決めたり、子どもたちが例年やれてたことがやれなくなったことも多いとは思うんですけど、こういうことがあってもそれをバネに成長の機会にしていけるような経験になってくれたらいいなと」