精細で優美な“沈金”の技
輪島塗の沈金職人、輪島市の西勝廣さん(69)は、ノミで絵柄を掘り込み、金粉などを埋め込む「沈金」の技法で数々の賞を受賞してきました。

沈金職人 西 勝廣さん
「連絡を受けた時は心静かに、落ち着いて落ち着いて、という気持ちで承りました」
高校時代の担任が同じく沈金の人間国宝の前 史雄さんだったことから今の道を志した西さん。自身の作品については「決して主張が強いわけではないけど、優し気な表現が最も主張したいところ」と語ります。

作品づくりと合わせて意識しているのが輪島塗職人の育成です。
沈金職人 西 勝廣さん
「何をやるか分からないのが学生。でも結構それがおもしろく、沈金の将来が見えてくると思いえる」
元日の地震で一時は引退も考えたという西さんですが、再び前を見据え伝統の技術を後世につなぎます。











