気象庁は、石川県白山市や小松市で猛烈な雨が降ったとして、相次いで「記録的短時間大雨情報」を発表しました。ただちに身の安全を確保してください。
気象庁によりますと、午前4時50分までの1時間に、レーダーによる解析で白山市河内付近でおよそ110ミリ、白山市鳥越付近でおよそ100ミリの雨が降ったとみられるほか、白山市河内で103ミリの雨を観測しました。
さらに午前5時20分までの1時間に小松市の山沿い付近で、およそ100ミリの雨が降ったとみられます。
記録的短時間大雨情報は、その地域にとって数年に一度しか降らないような記録的な大雨が、短い時間のうちに観測されたことを伝えるものです。5段階ある警戒レベルのうち、避難が必要とされるレベル4以上に当たる情報で、災害発生の危険度が高まっています。
特に崖や川の近くなど、危険な場所にいる方は、地元の自治体が避難情報を発表していないか確認し、状況に応じて、ただちに「立ち退き避難」や「屋内安全確保」など、適切な避難行動をとってください。