石川県は27日、新たに1776人に新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。1日当たりの感染者数としては、21日の1628人を上回り、過去最多となりました。
石川県内では午前10時までに新たに2350件の検査結果が判明し、1776人が陽性でした。祝日の影響で検査数が少なかった前の週の水曜日と比べて、1386人多くなりました。
1421人は感染経路が分かっておらず、355人は感染者と濃厚接触や接触がありました。
年代別では10歳未満が405人、10代が304人、40代が250人、30代が225人などとなっています。症状別では、中等症が19人、軽症が1666人、無症状が91人でした。
また石川県は、県内の福祉施設で新たなクラスターが確認されたと発表しました。このクラスターの関連で27日、新たに感染が確認された人はいませんでしたが、これまでに穴水町や七尾市などに住む30代から50代の男女12人に感染が広がっています。
一方、石川県は23日に感染を公表した輪島市の80代女性について、新型コロナウイルスに感染していなかったとして、公表を取り下げました。
石川県内の感染者は合わせて7万6839人となりました。入院中の患者は前日より1人減って179人で、病床使用率は前日よりわずかに改善し、35.6パーセントになりました。また自宅療養中の感染者は7859人に上っています。