北陸に大雨もたらしたメカニズム 台風が“アクセル”に?

北陸地方でなぜこれほどまでの大雨となったのでしょうか。その要因は、東西に長く伸びる前線と高気圧、そして台風の位置関係にあります。

季節の変わり目に形成された前線の南側には夏の高気圧が存在し、さらに南西諸島から遠ざかりつつある台風18号が日本の近くに位置していました。

高気圧の周りを吹く時計回りの風に乗って、南からの湿った空気が西回りで北陸方面へ流れ込むような状況となっていました。

そして、台風の周りを吹く反時計回りの強い風が、前線に向かう湿った空気の流れ込みを加速させる「アクセル」のような役割を果たしました。これにより前線の活動が急速に活発化し、北陸地方に大雨をもたらしたのです。

なお、石川県では今年1月の豪雨の際にも、これと類似した気象配置が見られていました。