ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流で、ネパール警察は先ほど、270人が死亡したと発表しました。カトマンズから中継でお伝えします。

首都・カトマンズにある総合病院です。土石流にのまれた被災地からヘリコプターで救助された重傷者などが次々と運び込まれていて、軍や警察の関係者も集まっています。

また、家族や親族が行方不明になっている人たちが大勢詰めかけていて、身元の確認や手がかりを探しているような状況です。

弟の行方がわからなくなっているというネパール人の男性は「早朝からずっとここにいるが、情報がまったく入ってこない。言葉にできないくらいつらい思いだ」と話していました。

ネパール警察によりますと、これまでに270人が死亡しました。行方不明者はネパールでおよそ800人、中国側でおよそ550人となっています。

被災地ではネパール軍の部隊など1万人近くが派遣され、捜索活動が続けられていますが、道路や橋が数十キロにわたって流されてしまい、地上での活動は困難になっています。

日本大使館によりますと、連絡が取れなくなっている日本人5人の安否は依然として確認できておらず、情報収集を続けているということです。