大阪・関西万博の工事をめぐり下請け業者に水増し請求させ会社に損害を与えたとして「竹中工務店」の社員が逮捕された事件。社員は業者の代表と約20年の付き合いがあることがわかりました。

大手ゼネコン「竹中工務店」の社員・河井辰巳容疑者(61)は万博の工事で総括作業所長を務めていましたが、去年、下請け業者に仮設事務所の内装工事費を複数回にわたり水増し請求させ、約1400万円の損害を竹中工務店に与えた背任の疑いがもたれています。

河井容疑者は入札が行われていた2021年頃から万博の工事に携わっていて、この業者は仮設事務所の内装工事のほか、大屋根リングのトイレの工事も請け負っていました。

警察によりますと、河井容疑者と業者の代表は、約20年前に仕事を通じて知り合い、以前から竹中工務店の工事を請け負っていたということです。

警察は業者の代表も水増し請求について共謀しているとみて任意で調べています。