京都市バスの運転手が7日、車内で販売する1日乗車券などが入った乗務かばんを客席に置いたまま運行し、かばんを紛失していたことが分かりました。

バスのドライブレコーダーには、かばんが置かれていた席に座った乗客がかばんを持ち去る様子が映っていて、警察に被害届を提出したということです。

京都市交通局によりますと、7日午後5時半すぎ、男性運転手(35)が京都市伏見区にある横大路車庫で出庫前の点検をする際、客席に乗務かばんを置いたまま、京都駅前に向けて運行を始めました。運転手は午後8時半すぎに営業を終えて車庫に戻り、かばんがなくなっていたことに気づいたということです。

かばんの中には、業務用の携帯電話1台、運賃箱を起動させる認証カード1枚、車内で販売している1日乗車券(合計1万2650円分)が入っていたということです。

現時点で認証カードが使用された形跡はありませんが、乗車券にはシリアルナンバーが振られておらず、使用されたかどうかはわからないということです。

運転手は委託先の阪急バスの職員で、乗務経験は6か月と浅かったということですが、京都市交通局は「原因は乗務かばんの取り扱いが不適切であったものであり、今後同様の事案を発生させないよう、厳正な取り扱いを周知徹底し、再発防止を図ります」とコメントしています。