「自分の子どもなので」転居のたびに遺体を持ち運び

続いて行われた被告人質問で、山地被告は働いていた旅行会社を退職し、風俗店で働き始めたと証言。
いずれも父親がわからず”望まない妊娠”だったとして、病院に行かなかった理由について次のように語りました。
「すごい悲しかった…」
山地被告:「保険に入っていないし、書類がなかった」「10割負担になると知っていた。お金に余裕がなく行けなかった」
弁護人:「赤ちゃんが亡くなっているとわかった時は、どういう気持ち?」
山地被告:「すごい悲しかった…」
赤ちゃんが亡くなった後も、手続きがわからず、届け出できなかったと証言。さらに、最初に亡くなった赤ちゃんの遺体を段ボールに入れ、転居のたびに持ち運んでいた理由について問われると、胸の内を絞り出しました。
山地被告:「やっぱり自分の子どもなので。どうしたらいいかわからなかったので、一緒に連れていった」
弁護人:「この件が明るみに出ることは、こわかった?」
山地被告:「こわかったし、すごく不安でした」
弁護人:「亡くなった子どもについてどういう気持ち?」
山地被告:「すごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。幸せにしてあげられなかったというのもあります」
弁護人:「きちんと弔ってあげられなかったことについては?」
山地被告:「ちゃんと病院に行って、供養できる状態にしてあげたらよかったと今は思っています」
「こわいし、不安」「すごくつらかった」
周囲に助けを求められず、一人で抱え込んでいた当時の心境について振り返りました。
山地被告:「こわいし、不安だし、誰にも言えないので、一人で解決しないといけないというのもあり、すごくつらかった」











