京産大SH・村田大和選手が見逃さなかった“一瞬の隙”

京産大のSH・村田大和選手

その後は一進一退。スクラムを軸に押し込みにかかる京産大と、キックをつかってエリアの回復を図る天理大。緊張感のある攻防が続きます。

刻々と時間が過ぎていく中、先にチャンスをつかんだのは京産大でした。WTBナブラギ・エロニ選手の好走で敵陣深くまで攻め込んでいくと、後半30分過ぎからは、迫力十分の縦攻撃でトライラインに迫ります。

たまらず反則を犯す天理大。この場面で京産大はタッチキックを狙わずスクラムを選択。ラインアウトからの攻撃ではなく、自信をもつスクラムからの仕掛けで得点を狙いに行きます。

トライラインまで5mの場面で京産大スクラムの圧力の前に再びペナルティーを奪われる天理大。それでもぎりぎりのところでしのいでトライを許しません。

そして後半32分、両チームのFW陣が再びスクラムからの攻防と思った瞬間、この一瞬の隙をSH・村田大和選手が見逃しませんでした。

「エロニ選手が近くに来ていたので相手のマークは彼を見ていたし、相手のFW陣はスクラムへ意識が向いていたので、すぐ仕掛けたら前に出られると思った」と話した村田選手。そのまま判断よく仕掛けて左中間に飛び込みます。このトライで京産大がついに逆転。FB・金侑雅選手が慎重にゴールも決めて28対24と再びリードを奪いました。