5月、大阪府高槻市の自宅で、父親(当時30)が生後わずか3か月の長男へ暴行する事件が起きました。父親は育休から職場復帰を果たしたばかりのタイミングで、警察に「蓄積したストレスが限界を超え、首を絞めた後にソファへ投げつけた」と話していたということです。
また、6月7日には滋賀県高島市で父親(当時27)が自宅で生後2か月の娘に暴行を加えた疑いで逮捕。父親は育休中で「昼寝中に泣き出して睡眠時間を邪魔されたように感じて、カッとなって殴った」と警察に話したということです。
近年、男性の育児休業取得が推進され、夫婦で子育てを担う機運が高まっています。しかし、その陰に「男性の産後うつ」という深刻な問題が潜んでいるといいます。
子ども・子育て政策全般の調査研究を行う国立成育医療研究センターの竹原健二・政策科学研究部長への取材から見えてきたのは、「妻子のために」ともがく令和の父親像と、そのSOSが見逃される社会の構造的な課題でした。














