百年構想リーグが佳境。プレーオフラウンドがスタートし、WEST首位のヴィッセル神戸が昨季王者の鹿島アントラーズに快勝した。エースFW大迫勇也選手がハットトリックでチームを勝利に導いた一方、もう1人の影の立役者がスタジアムを熱狂の渦に包んだ。

▼天王山で圧勝…神戸が優勝に“王手”

 関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF!KANSAI』で、MCを務める元日本代表DF加地亮さんが登場。

 百年構想リーグのプレーオフラウンド第1戦が行われ、首位決定戦に臨んだWEST1位ヴィッセル神戸はEAST1位鹿島アントラーズを5-0で下した。なかでもエースFW大迫勇也選手がハットトリックを達成する大活躍。前半28分には直接FKを美しい弾道で沈めて先制点を決めた。

 「練習しているので決められて良かった。チームがどういうサッカーをするか体現できたことが一番良かった」と喜んだ。

 ミヒャエル・スキッベ監督を迎えた今季、奪ってから縦に速いサッカーを追求してきた神戸は、昨季王者を圧倒して試合を支配。後半立ち上がりにはボールボーイからの“パス”を受けてFW武藤嘉紀選手からの素早いスローインを直接大迫選手が叩き込んで2点目を挙げた。

 このシーンで武藤選手は大迫選手が“フリー”だったことに気付いていなかった。ただ立役者のボールボーイの好判断により「中を見たら大迫選手がフリーでいたので肩が壊れていいと思いつつそのまま打てるボールを投げようと。ボールボーイの子にはチーム全体で感謝している」と明かした。

 今シーズンわずか9失点の鹿島を5得点で圧倒し、百年構想リーグ王者へ王手をかけた。加地さんも「神戸は90分通して完璧だった。後半ちょっと落ちたけど追加点とって5点。完璧。(大迫選手は)こういう大事な試合で取れるのがエース。そういう選手がいるとチームは強い」と絶賛した。

 さらに「ボールボーイがわかっている。空気読んでいる」。もう1人の立役者の大活躍にも賛辞を送っていた。

(MBS「KICK OFF!KANSAI」日曜深夜0:50-1:20放送 2026年5月31日(日)収録より)