「桜のトンネル」が消える?各地で相次ぐ伐採の現実

 神戸市灘区にある通称「桜のトンネル」 。南北約400mにわたって咲き誇る景観は圧巻ですが、神戸市は植えられているソメイヨシノ47本のうち、約半数にあたる24本を4月末に伐採することを決めました 。

 また、京都市伏見区の伏見港公園でも3月下旬、108本中47本のソメイヨシノが伐採されました 。

 これらの共通した理由は「桜の高齢化」です 。樹木医の診断を踏まえて倒木などのリスクを鑑み、伐採の判断を行っているということです。神戸市灘区の「桜のトンネル」で伐採予定、伏見港公園で伐採済みの桜の樹齢は以下の通り。

▼「桜のトンネル」のソメイヨシノ…樹齢60年以上とみられる
▼伏見港公園のソメイヨシノ…樹齢50年以上とみられる

 実際、国土交通省の調査(2021年4月~2024年11月)によると、サクラ類では

▼倒木 56本
▼幹折れ 7本
▼落枝 32本

など、計98本の被害が出ています 。